ベトナムの4G普及率は99.8%、高所得国を上回る水準
情報通信省の発表によると、ベトナムは高所得の先進国よりも第4世代移動通信システム(4G)の普及率が高いという。これは23日に開催された「2050年までを視野に入れた2021~2030年の情報通信インフラ計画」を公表する会議で同省が明らかにしたもの。
同省によると、ベトナムの4G普及率は99.8%に達しており、高所得国の平均普及率の99.4%をわずかに上回っている。全国世帯への光ファイバーケーブルの普及率は80%近くに達し、こちらは世界平均の約60%を大きく上回っている。

一方でベトナムのデータ通信料は、世界平均の半分程度と低い水準に維持されている。これにより、国民はインターネットを使用してデジタル空間にアクセスする機会を容易に得ることが可能となっている。
旧世代の IPv4アドレスは枯渇しており、デジタル経済の発展を目指す上で十分ではないため、新世代のIPv6アドレスへの切り替えが進んでいる。ベトナムにおけるIPv6アドレスの使用率は、東南アジア2位、世界では9位となっており、中国や米国、カナダなどの主要国を上回っている。このことは、ベトナムのモノのインターネット(Internet of Things=IoT)開発を加速させ、デジタル経済を促進する礎になると考えられている。

なお、前述の通り同省はこの会議で、1月11日付けの首相決定第36号/QD-TTgで承認された「2050年までを視野に入れた2021~2030年の情報通信インフラ開発計画」を公表した。
同計画には、デジタルインフラ開発、モバイルブロードバンドネットワーク、国家的デジタルプラットフォームの開発、サイバーセキュリティ能力の増強、情報通信産業の発展、郵便ネットワーク強化など、計画達成に向けた主要な対策が盛り込まれており、経済と社会に新たな発展空間を創造し、デジタル空間での発展と従来の物理的発展空間を結び付け、国家競争力を向上させる上でのイノベーションに望ましい環境を創り出すと期待されている。
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